入力フォームタグ
<FORM> 〜 </FORM>
【説 明】
入力フォームは、このタグの範囲内に記述します。このタグはネスト(入れ子)させることはできません。・ACTION="url"
「url」には、フォームの内容を処理するCGIのURL
や、フォームを送信するE-mailアドレス("mailto:メールアドレス"
形式)を指定します。Navigator3.0以降では、E-mailアドレスを指定する場合に「ENCTYPE="text/plain"」も同時に指定しておくと、デコードせずにメールが読めるようです。
・METHOD="要求メソッド"
「要求メソッド」には、GET・POST が指定できます。
・ENCTYPE="エンコードタイプ"
「エンコードタイプ」には、MIME encoding
を指定します。上記の「ACTION=」で
E-mailアドレスを指定する場合には「ENCTYPE="text/plain"」、送信するデータにファイルが含まれる場合(INPUT
TYPE="FILE")には「ENCTYPE="multipart/form-data"」を指定します。
・NAME="フォーム名"
「フォーム名」は、JavaScriptでフォームを特定するために使用されます。
・TARGET="ウインドウ名"
「ウインドウ名」には、フォームの内容を送信した結果を表示するウインドウを指定します。指定した名前のウインドウがない場合には、新しいウインドウに表示します。ウインドウの名前は
JavaScript で指定することができます。リンク先を特定のフレームに表示させたい場合には、 <FRAME>
タグの「NAME=」で指定した値を指定します。
※ターゲットウインドウ名
ターゲットウインドウの名前は、必ず英数字で始まるものを使用してください。ここでは、すでに付けられた名前を指定しますが、指定もとでこのように名前を付けていないと、ターゲットウインドウは無視されます。
※特別なターゲットウインドウ名
以下の4つの名前を指定した場合は、特別な動作をします。
TARGET="_blank"
名前のない、新しいウインドウにリンクします。
TARGET="_self"
クリックされたウインドウにリンクします。
TARGET="_parent"
フレームを使用している場合は、親(<FRAMESET>の1つ上の階層)ウインドウ(フレーム)にリンクします。親ウインドウが存在しない場合は、"_self"と同様に動作します。
TARGET="_top"
リンク先をウインドウ全体に表示します。フレームを解除する場合に使用します。
【使用例】
- <FORM>
文字入力:<INPUT TYPE="text"><P>
<INPUT TYPE="button" VALUE="ボタン">
</FORM>
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<INPUT>
【説 明】
「TYPE=」属性を使用して、入力する形式を指定します。何も指定しなかった場合には、 "text" が指定されたことになります。・TYPE="形式"
「形式」には以下の10種類が指定できます。
text(文字入力)
password(パスワード入力)
radio(ラジオボタン)
checkbox(チェックボックス)
hidden(隠しフィールド)
image(画像の座標入力)
button(ボタン)
submit(送信ボタン)
reset(リセットボタン)
file(ファイル選択)
・NAME="シンボリック名"
「シンボリック名」は、画面には表示されませんが、データの名前として使用されます。 submit と
reset を除くすべてのタイプに共通です。
・VALUE="文字列"
「文字列」の意味は、「TYPE=」で指定した形式によって異なります。
text・password・file(フィールド内容のデフォルト)
radio・checkbox・hidden(サーバーに送信される値)
button・submit・reset(ボタン上に表示される文字)
・SIZE="文字数"
「文字数」は、text・password
形式で有効です。入力フィールドの長さを指定します。デフォルトは20文字です。
・MAXLENGTH="最大入力可能文字数"
「最大入力可能文字数」は、text・passwordで有効です。複数行の入力ができる場合は無効となります。
・SRC="url"
「url」で指定された画像が、ボタンとして表示されます。image
形式でのみ有効です。この画像がクリックされると、その位置の座標とともに他のデータも送信されますので、 submit ボタンは必要ありません。
・CHECKED
radio・checkbox 形式で有効です。あらかじめ選択された状態にします。
・ALIGN="位置"
「TYPE」に「image」を指定した場合に有効で、「位置」には left ・ right ・ top ・
texttop ・ middle ・ absmiddle ・ baseline ・ bottom ・ absbottom
が指定できます。デフォルトは「bottom」です。
【使用例】
- <FORM>
文字入力:<BR>
<INPUT TYPE="text" SIZE=40 VALUE="初期値" MAXLENGTH=20"><P></FORM>
<FORM>パスワード:
<INPUT TYPE="password" SIZE=8 MAXLENGTH=8><P></FORM>
<FORM><INPUT TYPE="radio" NAME="crab" CHECKED>トゲクリガニ<BR>
<INPUT TYPE="radio" NAME="crab">ヒラツメガニ<BR>
<INPUT TYPE="radio" NAME="crab">サメハダヘイケガニ<BR></FORM>
※ラジオボタンを使用する場合は、「NAME=」で統一した名前をつけるようにしてください。そうしなければ、複数選択できるようになってしまいます。
<FORM><INPUT TYPE="checkbox" NAME="crab1" CHECKED>トゲクリガニ<BR>
<INPUT TYPE="checkbox" NAME="crab2">ヒラツメガニ<BR>
<INPUT TYPE="checkbox" NAME="crab3">サメハダヘイケガニ<BR></FORM>
<FORM>
<INPUT TYPE="button" VALUE="ボタン">
</FORM>
<FORM ENCTYPE="multipart/form-data" ACTION="送信先URL" METHOD=POST>このファイルを送信:<BR>
<INPUT TYPE="file" NAME="fname" SIZE=30>
<P>
<INPUT TYPE="submit" VALUE="送信"></FORM>
※「ACTION=」には、メールアドレスも指定できます。つまり、ファイルをメールで転送することが可能です。
例)ACTION="mailto:kazuko@ryuumu.co.jp"
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<SELECT> 〜 </SELECT>
【説 明】
ポップアップ・メニューまたは選択リストを表示します。このタグの範囲内で<OPTION>タグを使用して各選択肢を指定します。・NAME="シンボリック名"
「シンボリック名」は、画面には表示されませんが、データの名前として使用されます。
・SIZE="選択リストの行数"
この属性を使用すると「選択リスト」形式、使用しないと「ポップアップ・メニュー」形式で表示されます。「選択リストの行数」には、選択リストのスクロールしないで表示される行数を指定します。
・MULTIPLE
複数の項目を選択できるようにする指定です。
【使用例】
- <FORM>
<SELECT NAME="crab">
<OPTION SELECTED>トゲクリガニ
<OPTION>ヒラツメガニ
<OPTION>サメハダヘイケガニ
</SELECT>
</FORM>
<FORM>
<SELECT NAME="crabs" SIZE=3 MULTIPLE>
<OPTION SELECTED>トゲクリガニ
<OPTION>ヒラツメガニ
<OPTION>サメハダヘイケガニ
<OPTION>モクズガニ
<OPTION>ヨツハモガニ
<OPTION>コイチョウガニ
<OPTION>ヒライソガニ
</SELECT>
</FORM>
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<OPTION>
【説 明】
<SELECT>タグの範囲内で、ポップアップ・メニューまたは選択リストの各選択肢を指定します。・SELECTED
デフォルトで選択された状態にします。
・VALUE="文字列"
「文字列」には、実際にサーバーに送信される値を指定します。
【使用例】
- <FORM>
<SELECT NAME="crab"><OPTION VALUE="Telmessus acutidens">トゲクリガニ
<OPTION VALUE="Ovalipes iridescens">ヒラツメガニ
<OPTION SELECTED VALUE="Paradorippe granulata>サメハダヘイケガニ
</SELECT>
</FORM>
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<TEXTAREA> 〜 </TEXTAREA>
【説 明】
<SELECT>タグの範囲内で、複数行の入力が可能な文字入力フィールドを表示させます。このタグの範囲内に記述した文章がデフォルトで表示されます。・NAME="シンボリック名"
「シンボリック名」は、画面には表示されませんが、データの名前として使用されます。
・ROWS="行数
・COLS="1行の文字数"
・WRAP="折り返し方法"
フィールド内の文字の折り返し方法を指定します。「折り返し方法」には、OFF・SOFT・HARDのいずれかを指定できます。
OFF...入力したままの状態で表示・送信。
SOFT...エリアに収まるように折り返して表示。
ただし、データが送信される時には、その改行は含まれない。
HARD...エリアに収まるように折り返して表示。
データが送信される時には、その改行を含む。
【使用例】
- <FORM>
<TEXTAREA NAME="tarea" ROWS=4 COLS=32>ここには、あなたの町のカニ情報を
入力してください。
札幌近郊の浜辺でも、たくさんの種
類のカニが生息しています。
特に「この時期にこれが取れる」系
の情報をお待ちしています。
</TEXTAREA></FORM>
<FORM>
<TEXTAREA WRAP=OFF ROWS=3 COLS=32>This attribute is supported Netscape Navigator 2.0.
</TEXTAREA>
</FORM>
<FORM>
<TEXTAREA WRAP=SOFT ROWS=3 COLS=32>This attribute is supported Netscape Navigator 2.0.
</TEXTAREA>
</FORM>
<FORM>
<TEXTAREA WRAP=HARD ROWS=3 COLS=32>This attribute is supported Netscape Navigator 2.0.
</TEXTAREA>
</FORM>
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