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スタッフブログ | 共起語SEOをもう一度解説してみる
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共起語SEOをもう一度解説してみる

共起語SEOをもう一度解説してみる
“共起語”をアンカーテキストにしてランキングを大きく上昇させた手法について、以前エントリしました。

WebmasterWorldでこの話が再びスレッドに登場したことをツイートしたところ、「関心があるのでやってみたいからもう一度説明してほしい」と普段よく絡んでいるオトモダチ数名からリクエストがあったので、再度解説します。

まず「共起語」を定義しておきます。

SEO

共起語というのはSEOの業界で広く使われている言葉ではありません。
前の記事で僕が使ったのが初めかもしれません(自分が先だという人がいたらご指摘ください)。

英語の動詞の“co-occur”(一緒に起こる)と名詞の“co-occurrence”(一緒に起こること)を堅めの日本語に訳して、「共起(語)」としました。

この記事での「共起語」は、同じドキュメント(ウェブページ)のなかで頻繁に同時に使われる言葉のことです。

「同意語」ではありません。

また、しばしば組み合わせて検索されるキーワードでもありません。

頻繁に一緒に書かれているキーワードです。

「ミートソーススパゲッティ」を例にしてみます。

ミートソーススパゲッティの共起語として考えられるのは、「玉ねぎのみじん切り」「アルデンテにゆでる」「完熟カットトマト1缶」などですね。

「スパゲッティ」と「パスタ」は同意語になるので共起語にはならなそうです。

「頻繁に一緒に」現れることが重要です(ミートソースの共起語はイメージしやすいだろう例として挙げただけなので、本当に共起する割合が高いかどうかは調べてないです)。

共起語の記事を以前に書いたときに、誰かがどこかで「マイナーな共起語」という言い方をしていたようですが、「マイナーな共起語」というのは存在しません。

「頻繁」と「マイナー」は矛盾しますね。
メジャーでない(頻繁でない)ものは共起語には含まれないのです。

さて、前置きが長くなりました。

「共起語」の定義を押さえてもらったうえで、本題に入ります。

手順を簡潔にまとめると次のようになります。

順位を上げたいページ(ページA)に、そのページで狙っているキーワード(キーワードA)の共起語(キーワードB)を加える。
キーワードBをアンカーテキストにして、キーワードBについて書いてあるページ(ページB)にリンクを張る。
図に表すとこんな感じです。

共有語をアンカーテキストにしてリンク


理解できますかね?

この手法を実行した途端に、ありとあらゆるSEOを施策していたのに3ページ目より上に上げられなかったページAがキーワードAの検索で2位に来たそうです。

例でいうと、「ミートソーススパゲッティ」で順位アップを狙うために、「玉ねぎのみじん切り」をアンカーテキストにして「玉ねぎのみじん切り」について書かれたページへリンクしたわけですね。

すると、「ミートソーススパゲッティ」のページが「ミートソーススパゲッティ」のキーワードでランキングアップしたのです。

理解できたなら挑戦してみましょう。

以下は重要な注意点です。

●この手法を使ったtedsterは、ターゲットとするキーワードでの上位20位のページをツールを使って調査し、共起語を見つけました。
ただこのツールはもう存在しないそうで、自分の目でじっくり調べて共起語を特定しているそうです。
Googleが共起語として認識していそうな言葉を丹念に調べることから始まります。

●ページAに付け足したキーワードは上位表示を狙っているキーワード(キーワードA)ではなく、共起語としてのキーワードBです。
新たにキーワードBをアンカーテキストにして、ページBにリンクを張りました。

●ページAからページBへはもともとリンクは張られていませんでした。

●ページBへは、サイドバーからではなくメインコンテンツからリンクしました。

●ページAはすでにやれるだけのSEOを施策済みでした。
ナチュラルリンクもたくさん獲得していました(なのに順位が低かった)。
共起語のアンカーテキストが理由でランキングアップしたと100%断言はできないけれど、この施策をした数日後に大幅に上昇したのは確かなことだそうです。

●ページBはすでに存在していました。
新たに作成したわけではありません。
キーワードBについて詳しい情報が書かれたページでした。

●ページAは、対象キーワードばかりに焦点を当ててコンテンツを作成していました(共起語や同意語などの関連語を意識していなかったということでしょう)。

●選んだ共起語はページAにふさわしい共起語です。
無理やりページAにねじ込んではいません。
自然な文章として追加できることが大切です。

●キーワードAは1語ではなく、2語からなるキーワード(キーフレーズ)でした。

●キーワードBでも上位表示を狙いはしませんでした。

●共起語は1つだけではなく4つ追加しました。
うち2つはただのテキストとして、残り2つはアンカーテキストにして該当ページへリンクしました(共起キーワードB・C・D・Fを選んで、BとCの2つをページBとページCにリンクした。ページCもすでに存在していた。)。

●共起語を追加し過ぎると逆にペナルティを受けることがあります。
tedsterはずっと以前にGoogleが返す関連キーワードをすべて入れたら、6ヶ月間のマイナス-950ペナルティをくらったそうです。
「Over Optimizaton Penalty」(過剰最適化ペナルティ)につながったようです。

●共起語を追加するなら一度にではなく、少しずつ追加します。
ベストなのは後から足すのではなく、公開するときにはすでに共起語が書かれている状態にすることです。

この手法は、ユーザーのためのSEOというよりも検索エンジンに向けての操作的なSEOなのでペナルティの危険がつきまといます。

実践するなら、リスクがあることを必ず念頭に入れておいてください。

リスクを多少でも回避するために急がずに時間をかけて実行することをtedsterは勧めています。

共起語を見つけたけれど、その共起語について書いたページがないときはどうしたらいいのかという問題が出てくるはずです。

tedsterの場合は、すでに選んだ共起語について書いたページがありました。

もし新規で追加するとしたら、この場合も短期間にではなくて時間をかけてゆっくりと進行していくのがよさそうです。

共起語を利用したSEOの再レッスンは以上です。


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