画面に表示する絵のファイルです。
インターネットで使用されるイメージ画像データは、通常WindowsXPで使われる形式と、少し異なっています。
WindowsVistaで通常使用されるイメージは、BMP(ビットマップ)といって、イメージを構成する1個1個の点について、色の情報を持っています。ですから、先ほどのサンプルにあったような小さなイメージでも、情報は正確ですがサイズが大きくなります。
インターネットは通信回線を使ってデータを送受信するのですから、サイズが大きいと転送に時間もかかりますし、それだけ通信費用も高くなります。
そこで、インターネットでは、イメージデータを圧縮したファイルを転送するのです。この圧縮されたイメージデータには2種類あって、それぞれ「GIF」(ジフ)、「JPEG」(ジェイペグ)といいます。
GIFはイラストやボタン、アニメ絵などのベタ部分が多い画像に適しています。JPEGは、フルカラーの写真や商品見本などの、自然画に適しています。
WindowsXP付属のペイントを使って作成したイメージ画像は、ビットマップで保存することが標準になっていますので、ファイルの種類を”GIF”または”JPG”に変えてホームページに使用することができます。
また、GIFには特別な機能があって、何枚かの画像を一つのファイルに入れることができ、ブラウザはこれを順に表示します。この機能を使うと、パラパラまんがのような、簡単なアニメーションを表示させることができます。このようなGIFをアニメーションGIFといいます。 |