■8.サーチエンジンの概要と検索方法■
■8−A サーチエンジンの説明
サーチエンジンとは
Internet Explorerを使ってホームページを見る方法は分かりましたが、ほしい情報がどこにあるのか判らなければ宝の持ち腐れになってしまいます。世界中にはWWWのホームページを登録しているサーバーが数百万箇所もありますし、登録されているホームページの数となると、正確にはつかみきれないほどの膨大なページが存在します。それらの世界中に散らばるホームページの中から、あなたのほしい情報を探し出すのがサーチエンジンです。
サーチエンジンのサーチとは「探す」という意味で、正確には「Webサーチエンジン」とか「WWWサーチエンジン」などと呼ばれ、手がかりになるキーワードを入力することによってホームページを検索します。
サーチエンジンの正体
実は、サーチエンジンによるWebサイト(ウェーブサイト・ホームページの登録場所)の検索機能は、Internet Explorerの機能ではありません。サーチエンジン自体も、ホームページの一つなのです。そのホームページにはたくさんのWebサイトの情報が保存されていて、その中からユーザーの求める情報を探し出すサービスをしています。いわばインターネット版の104サービスです。
サーチエンジンは、画面に企業の広告を常に表示して、その広告料で運営している企業タイプのものと、大学や研究所などで、実験のために運営している非営利な研究タイプのものとに大別されます。また、それらはサーチエンジンに保存されているホームページの情報を、ホームページの制作者が自分で登録するタイプのものと、サーチロボットというソフトウェアを使って、無断で、勝手に、自動的にどんどん登録していってしまうロボットタイプのものとに分類できます。
どのタイプのサーチエンジンでも情報の登録は無料ですし、それを検索するのも無料です。ただし、ネットサーフィンと同じなのですから、NTTの通話料や従量制のプロバイダの場合には、その接続料金が必要になります。