こんにちは、ウェブクリエイターです。
お盆はいかだでしたか? 私は携帯を落としました。
21世紀の日本で今まさに公衆電話しか連絡手段がない、まさにいかだで漂流する気持ち。
ちょっと強引でしたね。
さて。今回は私がもう何年も読み続けている超メジャーなサイトを改めてご紹介、改めて見直してみようと思います。
デイリーポータルZ。
http://portal.nifty.com/
大まかに言うとコラムを集めたサイトですね。おもしろくだらな系の読み物が多く集められていて、彼岸も終われば訪れる秋の夜長にも最適です。
なぜこのサイトを取り上げたかというと、
「読ませる」ことに特化し、多くの人に愛され定着しているからです。
もちろん、企画の方向自体が面白みの方を向いているというのもあります。だから企業サイト、学術サイトなどとはスタート地点が違ってはいます。
しかし、支持されるこのサイトが「なぜ皆に読まれているのか」を考えてみることは、自分のサイト構築や運営に際してもとても役に立つのです。
まず更新がまめで「定期的」であること。
これはビジターに安心感を与えます。そしてよく思い出してもらえる。
次に更新部分が複数あること。
これによってサイトに奥行きが出、滞在時間を伸ばせる上に何度も訪れてもらえます。
そして文章がそれぞれに読ませること。これがとても大事です。
あらゆる文章が「ビジターのことを考えた」文章です。
親しい相手に向かって話すそのままに書いているということ。
書き手から読み手への距離の近さや親和性は、ウェブサイトにあってとても大事です。
すぐに書き換えられる、消去できることに書き手はすぐに慣れてしまって、つい軽い気持ちで文章に臨みがちです。その場をしのげればいいというような。
正直なところ、企業ブログで見ることが多いです。業務でやってんな、それ面白いと思って書いてなくない? というものを。
私はそれをとても残念に思います。
初めて訪れたビジターはいつでも常連になる可能性を持っているし、どんなビジターでも、何かを見たり読んだりしてよい気持ちになることが好きです。きれいだったり笑えたり、雑学を得たり知的関心がかきたてられたり。
自分がビジターに回ったら、無意識にそういうものを求めているはずです。
相手のことを考える。難しいように見えますが、やってみるとそうでもないはずです。
デイリーポータルZのどこかで、こんな感じの文章を見ました。
「自分のお父さんにも分かるように書く。」
含蓄のあるヒントだと思います。
ではまた!
追伸:
落とした携帯は何日か経ったまさに今、届いてますよと警察から連絡が!
よっしゃあ! って言っていいのかなー!!
複雑な気持ちです。
もっとしっかり生きねば。
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ウェブクリエイター細腕繁盛記!ホームページ作成のツボ | 10:18 AM | comments (x) | trackback (x) |